私は消極的な性格だったため、人前で自分の意見を述べる事ができず、発表の場は苦手でした。
高校時代、そんな私に先生方は幾度も人前に立つ機会を与えてくださいました。
勿論、一筋縄ではいかず、先生方を困らせたことは数えきれないほどありますが、そんな私に真正面から向き合い「つっちー、頑張れ！」と苦手を乗り越えるということの大切さを経験させて下さいました。高校時代のこの経験で、その後大学生、社会人と過ごしていく中、「自分の苦手なことを知り、それを乗り越える」、 「欠けている部分を補えるように努める」という、分かっていてもなかなか出来ない、ともすれば逃げてしまいたい状況になった時に頑張れる私になれたと思っています。
そして、これは税理士を目指す過程でも、税理士になってからの活動にも大きな影響を与え、今では私の根っこのようなものになっています。

私に強みがあるのだとすれば、ここまで一人で頑張ってきたわけではないという事を知っている点ではないかと思います。
たくさんの人が応援してくれ、見守ってくれて、今ここに至っているという事。
そしてそのスタートは安部学院に入学し、商業科目の簿記に出会ったところから始まっています。
「弱く、普通ではなかった自分」に寄り添い歩き、時には立ち止まって待ってくださる先生方との出会いがスタートなのです。
うまくまとめるつもりはありませんが、まさに「私は変わった、安部学院で変われた」私なのです。