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石巻専修大学との連携協定を締結しました②

2024/10/02

９月１９日(木)、石巻専修大学で行われた締結式後に、石巻南浜津波復興祈念公園に行きました。
公園内には慰霊碑や祈りの場などがあり、今回は「みやぎ東日本大震災津波伝承館」と「石巻市震災遺構門脇小学校」の２つの施設を見学しました。

伝承館では、『かけがえのない命を守るために、未来へと記憶を届ける場』というコンセプトのもと、地震・津波による甚大な被害の全体像の展示があったり、被災された方の震災当時から現在に至るまでの映像を見ることができました。
様々な展示や映像を見て、「これを伝えていかなくてはいけない、教員として関東で震災が起こった時に、生徒たちの命をどう守るか？」と、すごく考えさせられました。

門脇小学校は、2011年３月11日、地震発生から約１時間後に大津波が襲来した学校です。その後、津波火災が発生し、炎に包まれてしまいました。
今現在は震災の爪痕を残すべく、校舎の一部を見学できるように整えられた施設になります。
ここでは、津波と火災に見舞われた校舎だけでなく、被災車両や応急仮設住宅を見学できるスペースもありました。

「震災を風化させないために、これから我々ができることは何かあるか？」と、改めて考える機会となりました。
大学の学長とも、「せっかく高大連携をしたのだから、東日本大震災で経験したことなどを、安部学院生はもちろんのこと、教職員にも共有して、良い情報交換・交流をしていければなと思います。」と、話をしました。

石巻専修大学と本校の連携活動はまだ始まったばかりですが、今後も深い交流を続けていき、両方にとって実りある活動にしていきたいと思います。